「ポメラの法則を集めてみた話」
ポメラにまつわる法則を集めてみた
こんにちは、もの書きのkazumaです。この間、外出したときにポメラを持って行くのを忘れて困ったことがあります。
その日はライターの事業所へ向かう日でいつもなら鞄にポメラを放り込んで出かけるのですが、たまたま朝に起きれなくて、ぎりぎりの時間で職場に向かっていました。出かけてから鞄がやけに軽いことに気が付きます。ん? ポメラがない……。
昼休憩になるといつもフードコートで食事を済ませて、ポメラで文章を打ったり、本を読んだりするのですが、ポメラを忘れてしまった日は手持ち無沙汰で何となく落ち着かないなという気持ちになります。
大抵、そういう執筆用具が手元にないときにかぎって、書きたいものが出てきたりするので、そのことを呟いたら思ったよりも反響がありました。
ポメラを持ってくるのを忘れたときに限って書く機会が訪れる現象に名前を付けたい。
— kazumawords. (@kazumawords) February 15, 2023
だったらこういうポメラを使っているときによく起こるあるあるネタを法則みたいに集めてみたら面白いんじゃないだろうかと思ったので、ちょっと思いつく限り並べてみようと思います。
ポメラの法則①ポメラ発売から半年くらい経つと値ごろになる法則
これは僕がDM200のときに使った法則なんですが、ポメラって発売直後はわりといいお値段がします。小さめのモバイルノートだったら1台買えちゃうくらい。欲しかったけど、当時はすぐに買えなかった。だから値下がりするのを待っていたんですね。
だいたい半年~1年くらい置いてから買うと、万単位で値下がりすることがよくあります。家電量販店よりもAmazonとかの方が割安で買えることがあるので、すぐに買えないよっていうひとは値段をウォッチしながら待っていると、大体この辺が相場か底値かなっていうところで止まるので、そのタイミングで買うとお安く手に入ります。
ちなみにDM250もAmazonだと現在は4万円台まで下がって定価から30%オフになっています。僕は執筆の相棒としてポメラシリーズを愛用しています。よかったら検討してみてください。
ポメラの法則②Twitterでポメラを見かけるのに、街中では見かけない法則
この法則に関しては破れてほしいと思う法則なんですが、いまのところ一度も破られておりません。ポメラDM100から約6年以上使用してきたポメラシリーズですが、外で誰かが使っているのを見たことないんですよね。
喫茶店に着いて、誰かが机の上で広げているものがあったらつい手元を見ちゃうんですが、サラリーマン系のひとは大抵ノートPCですね。僕もライティングの仕事で使うとなると、データ移動や、Wordで提出みたいな縛りがあるので結局ノートPCを使います。
僕の職場はあまり一般的なところじゃなくてかなり寛容なので、ポメラで作業してもとくに文句は言われないかもしれません。今度、こっそり挑戦してみようかな。
ポメラニアンの方はぜひ外出の際のお供にポメラを連れて出撃してください。僕は仕事のときはポメラとノートPCの二台持ちで出かけてます。
ポメラの法則③なぜか執筆が捗って文字数が伸びる法則
ポメラにすると驚くことのひとつに、何となく執筆が捗る、ということがあります。ほんとうに「何となく」なのですが、僕も『ポメラ日記』をnoteで書いていて、2000字くらいで収めるつもりだったのにいつのまにか3000字くらいになってんな、ということがよくあります。
知らぬ間にネットサーフィンしてしまうのを防いだり、画面に文字以外の余計なものが映り込んでいないこともポイントでしょうか。
喫茶店でポメラを開くと、コーヒーを飲むか、文章を打つかしかなくなるので、家で行き詰まったときにはおすすめです。
文字数がすべてではないし、文章はただ書けばいいってものではありませんが、体感では2割~3割増しくらいはあります(当社比)。ちょっとした執筆のお守り代わりになるかもしれません。
ポメラの法則④いつの間にかガジェット沼に足を突っ込む法則
ポメラっていうニッチな商品に興味を持った時点で既にガジェットの沼に一歩足を踏み入れていますが、僕もそんな感じで沼にずぶずぶになりました。
僕の場合は執筆環境に関わるものだけは糸目を付けないと決めているので、タイプライターキーボードとか、ポメラ専用ケースだとか、kindleや遮音イヤホンなど、小説や執筆を助けるアイテムは何でも蒐集しようとする癖があります。
執筆環境って意外にあなどれない要素なので、今度このブログ内でも僕の環境をいくつか紹介したいと思ってます。
ポメラを買う人の動機って色々だと思うんですが、ポメラっていうガジェットそのものに興味があるひともいるみたいですね。
とくに文章を打つことにこだわりはないけど、一度は使ってみたい、みたいな。楽しみ方はひとそれぞれというところです。
僕は執筆関係の興味からポメラにたどり着いたので、やっぱり書くための道具として見ています。デジタルっぽいのに、どことなくアナログ感がするのがいいんですよね。ポメラを使っているひとにはきっと伝わるんじゃないかな。
ポメラの法則⑤ポメラ好きはだいたい単機能好きの法則
ポメラのいいところってシンプルなことです。
できることは文章を打つだけ。何でもできる、じゃなくて、ひとつだけできる。人間ってほんとうはマルチタスクみたいなものは向いていません。
うまくいかないときは一度にひとつだけのことをする、というところに立ち返ると突破口が見えることもあります。
何でもできるっていうのは便利だけど、人間の側に工夫の余地があまりないんですね。
でもひとつのことしかできない道具だったら、そのひとつのことに集中できるし、足りないところがあれば、何とか別の方法で補おうとします。
たとえば僕は家に小さなフライパンを持っています。このフライパンは直径14cmしかなく、一人分の目玉焼きや炒め物をすることにしか使えません。
でも僕はこれを気に入っていて、一人暮らしをしていたときから何年にも渡ってこれ一本で料理します。
使っていると、段々野菜と肉を別工程で二回炒めたり、どのくらいの分量で炒めたらいいか、何となくわかってきます。
このフライパンで作ると一人分が食べるのにちょうどいい量に必ずなるんです。
お皿もホームセンターのバーゲンコーナーで買ったスープ皿を愛用していて、パスタから野菜炒め、コーンスープやヨーグルトなんかもこれ一枚で済ませます。
ワンプレートにすると食卓もシンプルになります。一品作るたびに洗って使うことになるんですが、その方が却って一品ずつの料理を作るのに集中できるし、いつでもアツアツの料理を食べられます。
最近気になっているのはコーヒーミルです。あれって豆を挽くことしかできないんだけど、ミルを手回ししながらごりごりしているだけで心地よさそうなんですよね。
ポメラで喫茶店を何軒か回って、家でも執筆するときにコーヒーを飲みたいなと思うことがあったので。
コーヒーを豆から挽いて、コーヒーカップを片手に執筆しているひとを見るとちょっと羨ましくなる。
まとめ ポメラの法則、探してみてね
ひとつのことしかできないから、そのたったひとつのことを突き詰める。職人気質っぽいところがあるひとにはポメラがおすすめです。
以上が、僕の知っているポメラの法則になります。探せばまだまだあると思いますので、他にもこういうの知っているよっていうひとがいたら、ブログのコメント欄かTwitterまで。
それでは、また。
2023/02/22 20:36
kazuma