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もの書きの作品制作におすすめ、「LEUCHTTURM(ロイヒトトゥルム1917)」の魅力

kazuma(管理人)
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作品制作におすすめのノート「LEUCHTTURM(ロイヒトトゥルム1917)」

皆さんは、作品を執筆する時にどんなノートを使っていますか? 

僕は短編小説を書く時に、ハードカバーのノートを使うことがあります。

ハードカバーのノートといえば、モレスキンやロディアなどが有名ですが、今回は「LEUCHTTURM(ロイヒトトゥルム)1917」の魅力について語ってみようと思います。

小説や詩を書くためのノートを探している、という方はよかったら参考にしてみてください。

「LEUCHTTURM(ロイヒトトゥルム)1917」の由来

「LEUCHTTURM(ロイヒトトゥルム)1917」という、ハードカバーノートをご存じでしょうか。

日本での販売は2008年からで、国内で文具ブランドとして全国的に知られるようになったのは、2016〜2018年前後とみられます。

ロフトや伊東屋といった雑貨店や文具店の店頭で見かけたことがある、という方もいらっしゃるでしょう。

僕は「ロイヒトトゥルム1917」のポケット(A6)版のノートブックを愛用していて、最近はよくこのノートを持ち歩いています。

いくつかの短編作品は、この小さなノートで書きました。

「LEUCHTTURM(ロイヒトトゥルム)」は元々、ドイツで創業したブランドで、1917年に創業者のポール・コーチが切手のストック帳やバインダーを販売していたことが同社の由来となります。

余談ですが「LEUCHTTURM」というのはドイツ語で、英語に直すと「LIGHT HOUSE」となり、「灯台」という意味です。

海外圏では「LIGHTHOUSE」ブランドで知られており、コインケースや切手のストックブックで有名です。

ロイヒトトゥルムはさまざまな文具製品を手がけているため、特にノートブックを指すときには「LEUCHTTURM1917」というブランド名が使用されます。これは他のロイヒトトゥルムの製品と区別する意味合いがあるようです。

「ロイヒトトゥルム1917」の5つの魅力

この「ロイヒトトゥルム1917」のノートブックの魅力は、

①ページのナンバリング

②シンプルでミニマルな造り

③紙質や栞紐、ミニポケットなどの細部へのこだわり

④カラーバリエーションやページレイアウトが豊富

⑤ペンホルダーや純正ペンなど、オプションが充実

が、挙げられます。

それでは、「ロイヒトトゥルム」のそれぞれの魅力について、詳しく見ていきましょう。

①ページのナンバリング

「ロイヒトトゥルム1917」が、他社製のノートブックと異なっている理由に「ページのナンバリング」があります。

実はこうしたハードカバータイプで「ナンバリング(ページの数字のこと)」が付いてるノートって、意外とないんですよね。

この手のハードカバーといえば、モレスキンのクラシックノートや、ロディアのウェブノートブックが有名なんですが、ナンバリングはありません。

ロイヒトトゥルムには、ページの下隅に通し番号が振られていて、これがあるとけっこう便利だったりします。

たとえば、短編小説を書くために専用のノートブックとしてロイヒトトゥルムを使ったとします。

すると、現在のページ数がそのまま原稿の進捗に繋がるので、ほぼ直観的に原稿の進み具合を把握することができます。

また、冒頭の見開き2ページには章タイトルとページ数を記入できるインデックス欄が用意されていて、索引を作ることができます。

ちなみに「ロイヒトトゥルム1917」の「ポケット版(A6)」のページ数は約187ページ。がっつり書き込めます。


僕は「設定」や小説を作る上での「規則」、「書き出し候補」、「作品のねらい」、「アイデア」の欄を作って、インデックスに書き込んでいます。

執筆に行き詰まったらこれらのページに戻って、再確認したり、要素を追加しながら、執筆を進めます。

本にはナンバリングがあるものなので、ロイヒトトゥルムで書くと一冊の小説を作っている感覚があって、執筆のモチベーションにも繋がります。

たとえ小説の本文を進められなくても、設定を練ることもページの進み具合に含まれるので、そういう創作の手応えが感じやすいノートブックです。

②シンプルでミニマルな造り


ロイヒトトゥルムのデザインは、まさに余計なものを削ぎ落としたミニマルなノートブックです。

ハードカバーの表紙は頑丈で、ちょっとやそっとのことでは傷が付きません。なので、適当に鞄に放り込んでもしっかり中身の文章をガードしてくれます。

ブランドのロゴも裏面に最低限のものが刻印されているだけですし、ノートブックの表紙を押さえるゴムバンドも、表紙と同色なので目立ちません。

控えめでありながら、ノートブックとして果たすべき機能はすべて持っている。そんなノートが「ロイヒトトゥルム1917」です。

少々荒い使い方をしても、しっかりと書いた文章を守ってくれるタフな相棒になります。

③紙質や栞紐、ミニポケットなどの細部へのこだわり

「ロイヒトトゥルム1917」のキャッチコピーには「Details make all the Difference.」というものがあって、直訳すると「すべての違いは細部(ディテール)が生み出す」という意味です。

この言葉通り、「ロイヒトトゥルム1917」は細かいところまで手が行き届いたノートブックです。

たとえばロイヒトトゥルムのノートには色の異なる2色の栞紐が2本付いていて、注目したいページに挟んでおくことができます。

普通、ノートブックで栞が二本も付いてくることってないですよね。でもロイヒトトゥルムにはあります。

また親切にもラベリング用のシールが最初から同封されていて、本のタイトルを書き込んだり、ノートの背表紙に貼っておくこともできます。

よく外側からだけでは何のノートかわからないという場合でも、使用後にラベルシールを貼っておけば一発で解決します。

個人的に嬉しかったポイントは、ポケット版(A6)のサイズ感で、モレスキンよりも縦長になっていて、スリムな印象があることです。

しかも、縦に長くなっている分、書き込める分量は増えますので、お得感があります。

紙質は万年筆でも裏抜けせず、アシッドフリーペーパーを使用しているため、長期間でも劣化しにくい性質があります。

製本もフラットに開くように工夫されており、丈夫な表紙が下敷きになってくれるため、ストレスフリーで筆記ができます。

細部へのこだわりが感じられる、職人気質のノートブックと言えるでしょう。

④カラーバリエーションやページレイアウトが豊富

これもロイヒトトゥルムの特色になっていますが、製品のカラーバリエーションの多さに定評があります。

ノートごとのテーマカラーは定番色だけで約20種あり、ここに新色や限定版などが加わりますので、色の選択肢は豊富にあります。

僕は普段、青系統の色味が好きなのでネイビーブルーを愛用していましたが、最近は気分を変えるために「ポートレッド」を使っています。

作品を執筆する気分に合わせて、ノートの色を変えるのも楽しいですよ。

レイアウトは「罫線」「無地」「方眼」「ドット」の4種。

僕はベーシックな「罫線」を使っていますが、枠にとらわれない自由な発想をしたい、絵も描いたりする、という方には「無地」もおすすめです。「方眼」や「ドット」を使いこなす方にも、こうした選択肢が用意されています。

⑤ペンホルダーや純正ペンなど、オプションが充実

ロイヒトトゥルム1917のノートブックには、オプションでさまざまな製品が充実しています。

今回、僕が使っているなかでおすすめしたいのが、ペンホルダー(ペンループ)です。

これはロイヒトトゥルムの裏面の見返しに貼って使います。ペンループがあると、鉛筆や純正のペンなどを挟み込めるようになり、使い勝手が格段に向上します。

とくに外出時にノートブックを持ち出すという方は、付けておいて損はないかなと思います。

注意点としては、ロイヒトトゥルムの純正ペンに合わせられたサイズ感なので、ペン軸が太いとホルダーには収められません。

またシールで直接、裏表紙に粘着して貼るという性質上、使い回しは難しそうなので、一冊ごとにペンホルダーは購入する必要がありそうです。

なお、以前の記事でご紹介したBLACKWINGの鉛筆は綺麗にホールドしてくれます。ご参考までに。

ロイヒトトゥルムのお洒落な純正ペン「ドレグリフル(Drehgriffel)」シリーズ

ロイヒトトゥルムは純正ペンも出していて、それが「ドレグリフル(Drehgriffel)」というシリーズです。


六角形の鉛筆の形をしたフォルムが印象的で、「ボールペン」と「シャープペンシル」の2種類があります。

こちらも他ではなかなか見られない、色とりどりのカラーリングが用意されていて、きっとお気に入りの色のペンが見つかるはずです。

ノートとカラーを合わせると、統一感も出るのでおすすめ。

ボールペンタイプの「ドレグリフル」は、回転繰り出し式の機構になっていて、ペン軸の後ろのキャップを捻る(ツイスト)することでペン芯が出てきます。

このツイスト式は1920年台に流行したもので、ドレグリフルはそのレトロな機構を現代版として復刻したモデルになります。

ボールペン芯はパーカータイプの芯と互換性があるので、もしインクがなくなっても、再入手しやすいのが嬉しいポイント。

コロコロとした色鉛筆のようなポップなカラーリングがお洒落で、ボールペンとしての筆記機能も優れています。

最近は「シャープペンシル」もラインナップに加わっていて、こちらはブラックを基調としたシャープなデザインに仕上がっています。

シャープペンシルとしては珍しいツイスト式。レトロな感覚を楽しみつつ、現代のカラーリングを合わせたおすすめの一本です、

今回は、「ロイヒトトゥルム1917」のノートブックやペンホルダー、純正ペンなどをご紹介しました。

ぜひ、ロイヒトトゥルムでお気に入りのノートやペンを見つけて、執筆を楽しんでみてくださいね。

(了)

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