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丸善「森林楽」で机の上を書斎化した件

kazuma(管理人)
『もの書き暮らし』の記事内には、商品プロモーションを含む場合があります。

 皆さんは、執筆や作業をするときに、机の上にどんなものを置いていますか?

 文章を書いたり、創作をしたりする人にとって、執筆のための環境が大事だったりしますよね。

 机の上の環境が整っていると、原稿の進捗が変わったり、読書が捗りやすくなったり、メリットも多いと言えるでしょう。

 私事ですが、最近、引っ越しをしまして、いちから執筆のための環境づくりをすることになりました。

 一ヶ月くらい、家具店や文具店、書店、ホームセンターを廻ってみて、そのなかで丸善で売られていた「森林楽」という文具収納のシリーズを見つけました。

 この「森林楽」のシリーズを使って机上を「書斎化」してみると、とても満足のいく執筆環境になりました。

 今回は、丸善「森林楽」(豊岡クラフト)の文具収納のシリーズと、その使い心地をご紹介します。

 丸善の「森林楽」のシリーズが気になっている方や、豊岡クラフトの製品が気になっている方の参考となれば幸いです。

丸善「森林楽」シリーズとは?

 丸善の「森林楽」シリーズは、書店で有名な「丸善」から出ている限定の文具収納のシリーズです。

丸善の森林楽シリーズの文具収納

 ・文具ケース
 ・ペントレイ
 ・ペンスタンド
 ・ウォッチスタンド
 ・タブレットスタンド
 ・眼鏡レスト

 など、机の上の執筆用の文具を収納するための製品を販売していて、木製の落ちついた風合いがあるのがポイント。

 文豪が使う文具のような雰囲気があり、手書きの昔ながらの執筆スタイルが好きな方にはとくにぴったりのシリーズです。

 製作元は文具収納メーカーとして有名な「豊岡クラフト」さんで、万年筆のペントレイなど、文具マニアにとっては憧れの多いメーカーです。

 丸善限定の「森林楽」シリーズは、「豊岡クラフト」さんが販売されている「シニアコレクション」とよく似ていますが、色味が異なっており、より深いダークブラウンが「森林楽」の特徴です。

 公式アカウントのポストによると、「森林楽」シリーズの色は、先代の方が丸善のために開発した特別な色だそう。

 実際に製品を机の上に置いてみると、シックな色合いが机の上の印象を引き締める効果があり、執筆のモチベーションを保ってくれる文具収納となっています。
 
 2024年3月をもって丸善限定の「森林楽」シリーズは生産終了となり、丸善店頭の在庫かぎりの製品となります。

 それでは、実際の使い心地についてチェックしてみましょう。

①丸善「森林楽」ペンスタンド(1本差し・縦型)

素材:アルダー材(ハンノキ)
サイズ:W43×D73×H100mm
定価:3300円(税込)

 丸善「森林楽」シリーズで、一番にご紹介したいのは「ペンスタンド」。

 台形のソリッドなデザインが特徴で、ペン軸を「縦置き」することができるのがポイント。ペン先にはすり鉢型の円形の窪みがぴったりフィットします。

 愛用のペンをしっかりと安定して支えつつ、ディスプレイするときにも美しい角度が保たれます。

 イメージとしては、机の上がホテルライクな印象になり、執務室に置かれるペン立てのようで、執筆に向かう気分も盛り上がります。

 「森林楽」シリーズは、文具収納とディスプレイの両方を兼ね備えている製品が多く、このペンスタンドも機能美を体現する製品です。

 実際に机の上で、ボールペン(パーカーのSonnet)を置いて使用していますが、よりペンの美しさが際立ちながら、実用面でもペンの取り回しがスムーズに。

 とくにアナログ文具が好きで、万年筆やペンを使って創作する方に、ぜひ手に取っていただきたいと感じるペンスタンドです。

 ほかの「森林楽」シリーズ製品では、角の丸みが柔らかな印象を引き出しています。

 こちらのペンスタンドは直線を用いた意匠が採用されていて、凜々しい雰囲気のある文具収納ですね。

②ウォッチスタンド

素材:アルダー材
サイズ:W65×D70×H100mm
定価:3300円(税込)

 次にご紹介するのは「ウォッチスタンド」です。

 もともとは、文具関係のみを購入する予定で見ていたのですが、思わず一目惚れして買ってしまった製品。

 お手持ちの腕時計のバンドを輪型に留めて、そのままスリットに差し込むことで、腕時計をディスプレイすることができます。

 時計店などではディスプレイの形で置かれることがありますが、ご自宅でもお気に入りの時計を飾ることができ、鑑賞の楽しみが増えます。

 思い入れのある大切な時計も、スタンドにセットすることで、より美しく、愛着の湧く一品に。

 僕は在宅のライターなので、机の上で時刻を確認したいときに、腕時計の時計盤でチェックすることがあります。
 
 直置きでは時計の文字盤は見えませんが、スタンドすることで機能的な机になります。
 
 スリットの裏側には波形のすべり止めも付いていて、革バンドだけでなくステンレススチールの腕時計でも、スマートな収納が可能です。

 丸みを帯びてころんとした削り出しの、曲線のデザインが特徴です。

③文具ケース

 素材:アルダー(ハンノキ)
 天面:レーヨン(張地)
 サイズ:W248×D160×H53mm

 丸善の「森林楽」のシリーズを見て回っていて、とくに印象に残っていた文具収納として「文具ケース」があります。

 この文具ケースの特徴は、1段の引き出しが付いていて、天面には「忘れな盆」というフェルト張りのスペースがあることです。

 「忘れな盆」というのは、オーバーナイターなどによくある「腕時計や部屋の鍵、眼鏡」などを置いておくためのスペースです。

 外出のときに持ち物を忘れないように置いておくことができます。

 僕の場合は「森林楽」シリーズの、ペンスタンドやウォッチスタンド、後述する眼鏡レストなどをまとめて置く場所として使っています。

 フェルトの素材にはレーヨンが使われていて、さらさらとした触り心地が特徴です。

 引き出しのサイズ感は、

・A6のポケットノート
・ボールペンの替え芯
・万年筆のカートリッジ

 といった小物文具が収まるような収納になっています。

 A6サイズ以上のノートや、厚みのある文庫本などは引き出しに入らず、薄めの収納なので、文具の予備を仕舞うために使うとよいでしょう。

 机の上に置いていても、それほど邪魔にならないサイズ感なので、ノートPCを使用される方にもおすすめできる文具ケースです。

④メモパッド

 素材:アルダー材(ハンノキ)
 サイズ:W143×D170×H20mm
 価格:3850円(税込)

 丸善の「森林楽」シリーズでは、他ではあまり見かけない木製の文具として「メモパッド」があります。

 こちらのメモパッドには、ペンを収納するためのスペースが左側に1本分右側にはメモブロックを置いておけるスペースがあります。

 僕はメモ用途には、ロディアというメーカーのメモブロックをよく使っていて、ロディアのメモブロックのサイズで言うと、「No.13」がほぼジャストサイズで収まります。

 メモパッドのスペースは厳密に言うと「A6サイズ」で、紀伊國屋書店で販売されているA6のハードカバーノート「NONBLE」を嵌め込んでみるとぴったりフィットしました。

 電話口の隣に置いておくと、通話の内容をメモしておけたり、途中で思いついたアイデアを書き留めて置くために「メモパッド」を用意しておくと便利です。

 木製の「メモパッド」は、文具としてかなり珍しい種類のものなので、机の上を落ちついた雰囲気にしたい方はぜひ試してみてください。

⑤タブレットスタンド

 素材:アルダー材(ハンノキ)
 サイズ:W125×D130×H152mm
 価格:2750円(税込)

 丸善の「森林楽」シリーズは、木製の「ハンノキ」を使用しているのが特徴で、このタブレットスタンドも「アルダー(ハンノキ)」の素材で出来ています。

 実際に「森林楽」のタブレットスタンドを使ってみると、一般的なスタンドと比べてもかなり軽量であることが分かります。

 このタブレットスタンドは、タブレットの背面を支える1枚板の部分と、全体の土台を支える板に分かれています。

 土台側には、板を差し込むスリットの溝があり、使わないときや持ち運ぶときは、2枚の板に分解して収納することができます。

 僕が使っていてよかったと感じた点は、A6のポケットノートを広げて「書見台」のように使えること。

 原稿は、ポケットノートに手書きで書いていて、ポメラで「清書」をして文字を写し取るときに、このタブレットスタンドを使っています。

 「タブレットスタンド兼書見台」として使うことができ、使用しないときはコンパクトに収まります。

 いいタブレットスタンドが見つからない方は、検討してみるとよいかもしれません。

⑥眼鏡レスト(シングルタイプ)

 素材:アルダー材、レーヨン(張地)
 サイズ:W150×D54×H141mm
 価格:2860円(税込)

 丸善の「森林楽」シリーズには、眼鏡レスト(スタンド)も販売されていて、思わず購入してしまった製品です。

 眼鏡ケースと違って蓋はないタイプで、テーブルの上で休憩するときに、気軽にさっと眼鏡を外して置いておけるスペースを作ることができます。

 張地にはレーヨンの滑らかな素材が使用されており、カラーは「ワインレッド・グレー・ベージュ」の三色があります。

 眼鏡ケースは、眼鏡店や文具店、百貨店などでよく販売されていますが、蓋がない「眼鏡レスト」はなかなか見かけることもないのでは、と思います。

 就寝前に眼鏡を置いておけるスペースがあると、「オンとオフ」の切り替えがしやすく、眼鏡ユーザーの方にはおすすめの一品

⑦ペンケース

 素材:アルダー材(ハンノキ)
 張地:レーヨン
 サイズ:W223×D90×H30mm

 最後にご紹介するのは、丸善「森林楽」のペンケース

 木製のペンケースで、内側の張地はフェルトになっていて、お気に入りのペンを4~5本ほど収納しておくことができます。

 また、本来の使い方とは異なりますが、iPhone(SEの小さめサイズ)を収納するにもちょうどよく、デジタルデトックスのためにスマートフォンを入れておくことも。

 記事でご紹介した文具ケースの「忘れな盆」の上に置くと、ちょうどぴったりの幅になるように計算された採寸で作られているので、併せて使うとより統一感がでます。

 鉛筆や万年筆、カートリッジ、替え芯など、文具関係の小物を収めておくケースとしておすすめ。

丸善「森林楽」で執筆生活を楽しもう!

丸善の「森林楽」シリーズは、机の上をシックにまとめたい方に試してみて欲しい文具収納です。

製造終了のシリーズになってしまったことが惜しまれますが、Amazonでは同じ製造元の豊岡クラフトさんの製品をチェックすることができます。

2025年3月時点では、丸善の店頭販売のみ、「森林楽」シリーズが在庫限りで販売されていますので、気になる方は丸善の店頭へ行ってみてくださいね。

※今回、ご紹介したAmazon等のリンク先は、「森林楽」ではなく、豊岡クラフトさんのシニアコレクションのシリーズとなります。

文豪気分で執筆を楽しみながら、原稿に向かってみてはいかがですか?

それでは、よいもの書き暮らしを。

2025/03/11

kazuma

ポメラ日記105日目 丸善「森林楽」シリーズで机の上を憧れの書斎にした話
ポメラ日記105日目 丸善「森林楽」シリーズで机の上を憧れの書斎にした話

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