一馬の手記

「ブログデザインの新調と近況など」

ブログデザインをリニューアルしました

このブログサイトを見ていただいていたらおわかりかと思いますが、ブログデザインが新しくなりました。ちょっと奮発して有料のブログテーマ「JIN」を導入したのです。どうでしょうか、初期の頃よりブログらしくなってきて僕は満足しています。デザインのカスタマイズも、プログラミングの知識なしで、ボタンひとつで変更できるので、僕みたいなもの書き畑の人間にとってはこういうのは大変ありがたい。時間があるときにちょこちょこデザインをいじるという趣味もできました。

ここまでのブログ期間は、あくまでも助走期間というか、お試しに一年間独自ドメインで運用していた感じです。記事の文章は僕の雑記がメインになっていました。一年も経つと、過去に運営していたはてなやライブドアのブログよりも、いまではこちらのwordpressのブログの方が気に入っています。あまり周囲に煩わされず、運営方法を自分の裁量で決められるのが心地よいというか。

雑記ブログから、小説の「書き方」「読み方」を考える文芸ブログに

それで、もうそろそろ単なる雑記ブログを卒業する頃かなと思い、今回の有料テーマ導入に踏み切りました。今後は、小説の書き方や本の読み方などをメインに据えつつ、僕の文芸活動もこれまで通りオンラインで発信するという形に変わっていくと思います。具体的には、たとえば小説のタイトルの付け方について考える記事や、サリンジャーやカポーティなど親しんだ短編作品の考察、最近読んでいる本のブックレビュー、執筆時におすすめの文具アイテム、あるいはちょっと趣味を加えて洋楽の翻訳など。書き方、読み方、訳し方などをメインに、文芸関係のひとが、各々ひとりでもの書きを進める上で、役立ちそうな情報をこのサイト上にアップしていきたいなと思っています。「書き方」「読み方」「一馬の手記(文芸活動の報告)」の三つの項目がおおまかなカテゴリーとして、ブログを作っていくことになるかと思います。コメント欄もこれまで通り受け付けます(すべてのコメントに管理人からお返事ができるわけではないので、悪しからずご了承ください。問題のないコメントについては僕が承認してこのブログ上に掲載しております)

近況(2021/12/05)

近況について。一ヶ月ほど求職活動をしていましたが、在宅のライターとして本採用になりました。ちょっと前に連絡を受けて、先週の金曜から勤務開始しました。慣れない分野でのライティングだったので、どうしたもんかなと思っていましたが、案外やってみるとすんなり通りました。案件の種類はばらばらで、期日も確実に間に合うよう余裕を持って各ライターさんに振ってもらえているようなので、僕としてはありがたいのひとことに尽きます。お昼休みはスーパーで買った特売の198円のアルミ鍋のちゃんぽんを作って食べたりしました。初日の感触ではほんとにこれなら続けられそうだと感じているのですが、近所のマンションがちょうどそのタイミングで大掛かりな工事をはじめたものだから(二メートルも離れていない敷地)、土日は精神的に参って、寒空のなか、川や公園や見知らぬ街をあてどなく歩き回りました。十年間、いろいろ試してみて、ようやく自分に合った仕事や働き方のようなものを見つけたんじゃないかと思えた途端に、こういうことが起こるというのはひどく残念ではあります。周囲の音やひとの話し声など、そういうものに煩わされずに書くために在宅にしたのに、これではなんのために在宅にしたのかちょっと分からなくなってしまう。

余談、太宰治「トカトントン」

太宰治の書いた小説に「トカトントン」という短編がありますが、気分は手紙を出した青年のような気分です。さっき青空文庫で読みました。最後に手紙を受け取った作家からの返答がありますが、あの返し方はちょっと酷いというか、全然とかとんとんの雰囲気を感じてそのなかを抜けてきたようには見えない。精神が弱った人間に向かって、まったくそこを通ってきていない人間が外側から足払いを掛けるような感じがして、僕はあの終わり方はきらいです。作家の返答なんてない方がよかった。あの音、勇気だの行動だの、そういうものでどうにかなるようなものではおそらくないです。青年が嘘をついているか、そうでないかなんて、単なる創作上のトリックに過ぎないのでどうでもいいです。作家の言うとおりにしても「トカトントン」が消えたりなんかしません。「身と霊魂たましいとをゲヘナにて滅し得る者をおそれ」たところでどうにもなりません。だから苦しんで青年は手紙をしたためている。わざわざ聖書を引用してきてきざな返答をしているのはどっちだろうなとは思います。それを知っていたらこういう書き方はしないだろうし、太宰治自身も、この文面ではそういうものをわかるつもりは微塵もなさそうです。わかってしまったら、それはそれで、こういうものは書けなくなるんでしょうが。

まとめ

このまま嘆いていても状況はよくならないので、基本的に工事が終わるまではなるべく家を空けるようにして、ノイズキャンセリングのイヤホンをつけてみたり、向かいからは遠い方の机を使ったり、できる範囲のことで対策を打ってみます。おすすめの騒音対策みたいなものがありましたら、ぜひコメント欄にお寄せください。ちょっと困ってはいます。昨日は結局、五時間くらい川べりにいました。

kazuma

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